紙書籍で出版したい人におすすめコンテスト「POD個人出版アワード」 | 小説家のタマゴたちへ贈る、電子書籍出版のすすめ

紙書籍で出版したい人におすすめコンテスト「POD個人出版アワード」

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画像:NextPublishing出版サービス「POD個人出版アワード

POD(プリント・オンデマンド)を利用した個人出版サービスを提供している「NextPublishing出版サービス」で、コンテストが開催されています。
POD個人出版アワード」はNextPublishing出版サービスの「著者向けPOD出版サービス」を利用して個人出版した作品を対象にしたコンテストで、小説ももちろんOK!
紙書籍で個人出版してみたい方は、エントリーを考えてみてはいかがでしょうか。

POD個人出版に力をいれているNextPublishing出版サービスのコンテスト

以前、「今では紙書籍も無料で出版できる。驚きのPODサービス4選」でもご紹介した「NextPublishing出版サービス」ですが、PODによる個人出版に非常に力を入れているようです。

たとえば、NextPublishing出版サービスでは、2017年10月23日より個人で出版ブランドを開設できる「出版ブランド開設サービス」を開始しました。
初期費用5万円+税で、Amazonに自分の出版社名で紙書籍を販売できるサービスです。

参考:NextPublishing出版サービス「出版ブランド開設サービス

ただしISBNを用意しなくてはならないので、上記費用に加えて最低でも30,000円(税別)必要になると思われます。
利用されるなら、準備しておいて下さい。
(ISBNについては当サイトの別記事「【電子書籍出版】ISBNと書籍JANコードは必要?」をどうぞ)

このように、積極的にPOD個人出版をすすめているNextPublishing出版サービスが開催している個人出版コンテストが「POD個人出版アワード」です。

内容は自由!PODを生かした企画で勝負!

POD個人出版アワード」の応募要件はたった2つ。

・NextPublishing出版サービスの「著者向けPOD出版サービス」を利用して出版すること。
・2018年1月31日までに、Amazonで出版中であること。

「著者向けPOD出版サービス」は無料でPOD個人出版ができるサービスですから、用意するものは原稿と表紙や挿絵素材ということになります。

賞金は、最優秀賞が50万円、優秀賞は10万円、審査員特別賞、5万円。
選考基準が「PODを活かした企画であること」ですので、ただ出版するだけでなく企画力も必要になりそうですね。

詳しくは下記引用元でご確認ください。

引用元:NextPublishing出版サービス「POD個人出版アワード

内容は自由ですから、もちろん小説でもOK!
問題はいかにして「PODを活かした出版企画にするか」です。

アイデアに自信がある方で、PODによる個人出版に興味があるなら、エントリーしてみてはいかがでしょうか。

→NextPublishing出版サービス「POD個人出版アワード

個人出版を対象にしたコンテスト企画が次々開催中

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Reinhardi / Pixabay

最近では、個人出版を対象にしたコンテストが次々に開催されるようになってきました。

Kindleで個人出版した作品を対象にした「よしもと原作開発プロジェクト」や「WIT STUDIO賞WITノベル部門」。

BOOK☆WALKERでは毎年「BOOK☆WALKER大賞」が開催され、そのなかで個人出版本である「BWインディーズ」が1ジャンルとして扱われています。

まだまだ一般的な小説コンテストほど多くはありませんが、個人出版という出版形式が確実に世間に浸透してきている証拠ではないでしょうか。

これからは、個人単位で出版社を創立したり、個人出版してから販売実績を手にして大手出版社へ持ち込んだりするような形式も増えてくるかもしれません。

そもそも、今では個人出版が簡単にできるようになりました。
BCCKSのようなサービスを利用すれば、本当にブログを作る感覚で出版できます。
紙書籍もPODのおかげで、以前よりはるかにたやすく出版可能です。

もう出版自体が自由にできるようになってきています。

興味があったら、ぜひ個人出版にチャレンジしてみてください。
今は「自由出版の時代」なのです。

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